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2011年7月 3日 (日)

乾徳山(山梨百名山)

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関東はまだ梅雨明けせず、思うように山へ行けていません。

そんなわけで、かなりフラストレーション溜まっていたのですが、

とうとう我慢できず飛び出してしまいました。

ま、雨が降ったら諦めると言う約束で行くだけ行ってみた山梨県の乾徳山(けんとくさん)。

日頃の行いがいいからでしょうか、晴れてくれました!!

 

会社が終わった金曜の夜、大急ぎで荷物をまとめての出発。

乾徳山は中央道勝沼ICから。山梨百名山になっているのですが、どうもマイナーな山のようで週末でもそんなに登山客はいないようです。

ただ、今回登って思いましたが、この山はいい!2031mと辛うじて2000mを超えているし、コンパクトながら様々な要素を持っており、非常に楽しめる山です。

 

私たちは三富徳和のバス停兼駐車場に車を止め車中泊。ここは登山口まで20分ほど歩かなくてはいけないのですが、近くにお手洗いもあり便利です。

夜中の12時ごろに到着したのですが、車の外へでてビックリ。空を見上げると満点の星空が広がっていたのです。ラッキーなことにこの日は新月だったので月明かりが無く、天の川や名も無い星々が瞬いていました。カメラの三脚を持っていかなかったことを激しく後悔…。

それにしてもこんな星空を見ることはなかなかないです。登山で無く、キャンプでもいい!と思えるほど。

 

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さて、翌朝5時起床。

【6:30】身支度整え、簡単な朝食を済ませて駐車場を出発します。ちなみにここの駐車場の標高は830m。以下、文末の( )内数値は標高を示しています。もっともそれは私のPRO TREKで測定したものなので、気圧などの影響を受け必ずしも正確なものではありません。

 

【7:00】30分ほど歩いて乾徳山登山口に到着です。途中、写真を取りながらだったので予定より少し時間がかかりました(988m。これは地図から参照なので正確な標高です。)

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さぁ、本格的に出発です。

【8:00】写真は無いのですが1時間程で駒止(コマドメ)に到着(1300m)。 少しだけ道幅が広く大きな岩があったので10分ほど休憩。

【8:47】更に歩くと水場「錦晶水」に到着!

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小川の流れからパイプでひいているようです。1杯飲んでみましたが、冷え冷えで美味しかった!汗をかなりかいていたので、この1杯で生き返ります。

この錦晶水は夢窓国師も飲んだ・・・と言われているそうです。私、その人知らないんだけどね。

 

【9:00】15分ほど歩くと国師ケ原という分岐点に到着(1540m)。 今は営業していない避難小屋の国師ケ原高原ヒュッテ、道満尾根、乾徳山へとそれぞれ続きます。

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ここで休憩がてら写真撮影をしていると、聞き慣れない音が聞こえました。どうも登山客の歩く音ではないのです。で、見つけたのが・・・鹿!

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私の写真は手ぶれブレブレだったので、友人の撮影したものを拝借(笑)

初めて見る野生の鹿に私は大興奮!しかし、前日の夜、駐車場に向かう際、何頭も見かけました。彼らは夜中に村まで降りてきて農作物を盗み食いしているようです。害獣なんですね、ここでは。鹿が何故多いのか?それは昔、人々が狼を殺してしまったから。鹿の唯一の天敵である狼がいなくなったので、急激に増えているらしいです。生態系って難しいですね。

ちなみに、村の畑は物凄く高くてしっかりとしたフェンスでガードされていましたし、山も有刺鉄線が張り巡らされていました。

 

【9:38】30分ほど歩くと草原のように開けたところに出ます。そこには大きな、大きな岩があり、「月見岩」と書かれていました(1705m)。

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瑞牆山もそうでしたが、こうした巨大な岩は富士山の噴火で飛んできたりしたんでしょうか…。この月見岩以外にもいっぱいありました。

記憶がやや曖昧になっていますが、この辺りからハエなどの虫がブンブン増えてきました。顔や腕に向かって飛んできて、かなり鬱陶しかったです。虫よけ対策をしていなかったのが悔やまれます(虫よけパッチなどの効果のほどは「?」ですが  笑)。

【9:55】扇平(1850m)。さて、ここから乾徳山の醍醐味が始まります。

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出た!クサリ場!!高所恐怖症なのですが、何故かクサリ場は大好きな私。しかもここは岩がゴツゴツとしているので、足場もバッチリ取りやすく楽しいです。うひっ!

 

乾徳山には3ケ所ほどクサリ場があるのですが、ここともう1つは楽勝でした。

ただ、最後の…頂上手前に出てきたクサリ場は見た瞬間「うー…」と唸ってしまいました。というのも・・・

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これですもん。ほぼ垂直。かなり高い。しかも表面は綺麗なまでに平らで足場が取れないときた・・・。

コツはわずかな岩の切れ目に足を刺すように入れるしかないのですが、この日はここに来るまでにかなり体力を消耗しており、厳しい状況でした。迂回路もありますが、でも、やっぱりこれは登らないと乾徳山に来た意味が・・・ない。

そんなわけで、登ってみました。

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雨は降っていなかったのですが、滑る滑る!左側にある岩に体重を押し付けて三点確保に近い状態を作りながらなんとか登ることができました(笑)

【11:24】乾徳山山頂到着~!!(2031m)

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この日は登りで約5時間もかかってしまいました。1800m辺りから私のスピードがガクっと落ちました(いつも遅いんだけどね…笑)。山靴がまだ足に合っていなくて、両方の踵に水ぶくれが出来て痛かったことと、朝ごはんがおにぎり1個だったのでパワー切れになってしまったことが原因かな・・・と。

で、到着よりもう少し早かったら景色は良かったんだそうです。先に到着していた登山客の方に聞きました。晴れていれば、奥秩父連峰、南アルプスや遠くに富士山なんかも望める絶景らしい・・・んー残念!

しょうがなくお昼に。

めちゃくちゃお腹空いていたのでガッツリ食べちゃいました。おにぎり1個、ラーメン半分、スティックパン1個。 食後のコーヒーも山頂だと美味しいね。

【12:07】そうこうしているうちに、オバチャン軍団(30人近く!!)が登ってきて賑やかになったので、下山することにしました。

オバチャン軍団がクサリ場を占領していたので、帰りは迂回路から。

月見岩までは往路と同じ道を下ります。岩場が多いのですが、行きよりも帰りの方がつるんつるん滑ります。ぬかるんだ泥が靴底に付いているからでしょうか・・・。かなり怖かったので少しゆっくり目に下山します。

 

月見岩まできたら帰りは道満(ドウマン)尾根を進んでいきます。

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ここまで下りてきたらお天気は驚くような快晴に!暑いのなんの!ただ、道満尾根はこんな感じに緩やかで、木々が覆い茂っているので日焼けはしなくて済みました。また、岩が殆どなく、枯葉が積もったふかふかな道だったのでとても歩きやすいです。帰りは道満尾根をお勧めします。

【15:20】三富徳和駐車場に到着♪

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頂上とは別世界のお天気。まるで夏のようです。実際、暑かったし。

 

今回はトータル約9時間の山行となりました(休憩時間含む)。私は元々遅いのですが、きっと早い人でも7~8時間ぐらいでしょう。日帰りで7時間って・・・スゴイですよね。

でも、緩やかな道があり、草原があり、岩場があり、かなりハイレベルなクサリ場があり、頂上からの素晴らしい景色(らしい)がギュッとコンパクトに詰まった乾徳山。非常に楽しい山だと思います。

しかも、あまり人気がないようで登山客は少ないです。そういう意味でも自分のペースで楽しみたい方にはピッタリだと思います。

私は暑くない時期・・・秋~初冬にでもまた来たいなと思います。

 

【備忘録】

●新緑の見ごろ=6月上旬~6月下旬

●レンゲツツジの見ごろ=6月上旬~6月下旬

●夏のお花畑見ごろ=7月中旬~8月中旬

●紅葉見ごろ=9月下旬~10月下旬

●ラクしたい人は太平高原駐車場に車を止めて行くという手もあります。それだと往き2時間半、帰り1時間40分(地図のコースタイムより。難易度は・・・不明)

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